当社の支援スタイル - お客さまが能力を獲得するコンサルティング

当社は、 「お客さまのビジネスシステムを強くする」 ことを念頭に、他のコンサルティングファームではあまり見られないコンサルティングサービスを提供しております。
具体的には、次のような支援コンセプトのもとで、支援を行います。
企業さまによってはご希望にそぐわない支援方針である可能性もありますので、ご確認いただくことをお勧めします。
● 伴走支援
当社が提供するのは 「答え」 ではなく、お客さま自身が将来も実践しうる 「ノウハウ」 です。お客さまが知らない情報、考えるためのツール、課題解決の視点、ITを活かすアイデアなどを提供し、お客さまのメンバーが自ら考え、際立つしくみを自社の力でデザインし、システム化できるようになることを目指しています。
外部企業に委託して、自分のアタマや手足を使わずに答えを出してもらうことと比べれば、のちの組織の実力の面では雲泥の差が生じます。
お客さまの組織的な実力向上を目指す以上、お客さまに主体的に行動いただくことが前提になります。お客さまご自身にも汗をかいていただくコンサルティングであるという側面もありますが、このようにお客さまに伴走して支援する形態が 、結果的にほかのコンサルティングと一線を画す要因にもなっています。
● 「組織」がノウハウを獲得する支援
当社は、幹部チームやビジネスリーダーが集団で仕組みのデザインを実践できる「方法論」を提供します。方法論を共有すると、思考の過程が可視化されます。関係者が同じ認識のテーブルの上で意見を出し合い、アイデアを共有し、改良していくことが、自然に行えるようになります。
結果として創出された方針やプランは、価値観が共有されるために組織としての「軸」が通り、実践段階においても関係者間でぶれない推進力をもたらします。
個人の突破力に依存した課題解決と、仕組みのデザイン方法論を共有したリーダーチームの共創による課題解決。経営課題の解決の精度・効力・網羅性の違いは、継続するほど大きな差になるのです。
● ビジネスシステム・デザインの総合的知見の提供
当社は、ビジネスのしくみのデザインを得意としています。
創業以来、3000超に及ぶシステム事例研究とビジネス構造研究を継続して実施、その研究成果と、これまでの直接支援経験などをもとに、ビジネスモデルから情報システムまでを一貫してデザインする、独自のフレームワークを開発。そのデザインノウハウを、経営者のみなさまに提供しています。
そのデザインの領域は、組織体制、経営戦略、業務プロセス、情報連携、ITシステム、データ活用、人材スキル設計、など全般に及びます。
当社のお客さまである企業の経営者の方々からは、「こんな考え方があったのか」と評価いただくことも少なくありません。
ビジネス企画の領域のみならず、デジタルを活用する知恵やデジタルを組み込んだ業務設計に対する助言、ITソリューション採用に関する情報などの提供も行い、さらにその先のIT導入、システム運用と、最終的な成果創出まで専門的知見の提供を継続します。
3000超の事例研究から導出した、独自のデザイン・メソッド

当初、当社は情報システム企画を支援する企業として創業しました。
上場企業のCIO補佐などの業務を手掛けながら多くの企業の実態を理解するにつれ、情報システムを確実にうまく活用しビジネスの成果を挙げている「際立つ企業」では、その考え方に共通したところがあると考えるようになりました。
これをきっかけに各社のシステム事例、およびビジネス構造事例の研究を本格化させました。現在ではそのエントリーは3000を超え、すべての研究内容は社内でデータベース化して横断的に参照できるようにしています。
際立つ企業に必ずあるもの。それは端的に言えば、そのビジネスのアウトプットを保証する「ビジネスのしくみ」です。
経営者が「ビジネスのしくみ」を全体俯瞰で掌握し、そのクオリティに妥協をしません。それが、経営から現場に至るまでの組織全体に一貫した軸を通し、社内におけるすべての判断の源になっているのです。
上記のような研究成果と、当社自身の支援経験から、際立つ企業が例外なく確立できているビジネスのしくみをモデル化することができました。
当社ではこれを「ビジネス構造モデル」と呼び、このモデルを基軸に、ビジネスのしくみをデザインする複数のフレームワークを開発。お客さまのフェーズに合致させる形でそれらを組み合わせることで、ビジネスシステムデザインをお客さまが主体になって実践可能なステップ(手順)を開発しています。
このステップを通して、お客さまは、自らが望むビジネスの実現基盤を自らデザインできるノウハウを獲得することになります。